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1970年代のノスタルジー!一時閉園が決まった小樽公園こどもの国(Page4 of 4)

■ 思い出の宝庫!園内に散らばった思い出の数々……

ここまでのページで、小動物園・滑り台・大型遊具と、1970年代の面影が残る、小樽公園こどもの国の様子をご覧いただきました。

では最後に、園内のところどころでみかけた、私にとって思い出深いあれこれを写真でご紹介しながら、雑感を述べたいと思います。

小樽公園こどもの国 ナゾの塔

今回、私は約20年ぶりにこどもの国を訪れ、昔懐かしい思い出の数々と、再会することができました。
そう、ここはまさに、思い出の宝庫といえる場所だったのです。

しかしながら、私がこれほどまでに感激したのは、遠くなりゆく幼きころの記憶に、夕焼け色のノスタルジーを感じたからです。
ここには、私の思い出が溢れておりました……。

丘の上食堂付近
丘の上食堂付近

園内のあらゆるものを見ては、私の懐かしい記憶が、何度も呼び戻されました。
しかし昔は、滑り台周辺などには、他にも色々な遊び場があったような気がします。
やはり、すでに公園からなくなってしまったものに関しては、なかなか思い出すことができませんね……。←痴呆ぎみw

記憶はどんどん薄れていきます。
私は、写真であれなんであれ、思い出はできるだけ形にして、残しておきたいと思いました……。

日時計1
これは懐かしい!私の記憶の奥底に眠っていた、日時計
日時計2
あまりの懐かしさに鳥肌が立ちました(笑)

ところで、今現在が思い出の真ん中である、現代の子供たちの目には、この地味で寂れた公園は、どのように写るのでしょうか?
イマドキのませた子供たちなら、こんな古くさい公園、小学生でも喜ばないかもしれませんね……。

でもまぁ、都会暮らしではない低学年くらいの子なら、結構、喜んでくれるんじゃないのかな??
子供と触れあう機会のない、私の勝手な想像ですけどね(笑)。

鉄腕アトムの顔出し
これまた懐かしい、鉄腕アトムの顔出し

それぞれの家庭によって、子育ての環境は大きく違いますよね。

物心がつくようなころからディズニーランドで遊んでいた子供たちと、こどもの国が思い出の子供たちとは、その後の人格、ひいては歩む人生に、違いがでても仕方ないことかもしれません。←ちなみにオマエはニート風味な人生だよなw

はたして、幼いうちから「一流」や「頂点」に触れさせるべきなのでしょうか?それとも、大人になってから、自分の力でそれらに辿り着いた方がよいのか……?
子育ての根幹に関わる問題かもしれませんね。

「結果の平等」は、税制やなにかを工夫したら、それなりに成立しそうな気もします。しかし、「機会の平等」ってヤツは、生まれながらの環境に大きく左右されるので、なかなか成立し得ないと思うのですが……。←誰もオマエの考えなんて興味ないよw

すっかりとうらぶれた休憩所
すっかりとうらぶれた休憩所

話が脱線気味でしたね(笑)。

私がここを訪れたのは、TVや新聞で、一時閉園が話題となっている時期です。なので、園内は人影まばら……というほど、寂しくはありませんでした。

客層を観察すると、ほとんどは親子連れのようでした。
しかし、むしろ大人たちのほうが、幼きころの記憶を懐かしむ目的で、こどもの国を楽しんでいたようにみえました。
まぁこれは、私の気持ちが投影したせいかもしれませんが。きっとそうだ(笑)。

西門出入り口1
西門出入り口(駐車場方向から撮影)
西門出入り口2
西門出入り口(園内方向から撮影)

子供連れでたっぷり遊んでも、フトコロへのダメージが小さいのが、ここのよいところです(笑)。
それなりの時間を遊んでいても、それほどお金は使わないですからね。
物価の安い外国で遊んでいるような気分かも(笑)。

派手な設備満載のイマドキの遊園地であれば、財布に万札を用意しておかないと、とても存分に遊べませんよね?
親の立場では、そこもまた素晴らしい!←うっかり既婚者のフリかよw

ペンキが剥げたベンチ1
くたびれムード全開なベンチ
ペンキが剥げたベンチ2
味わい深い寂れっぷりです
ペンキが剥げたベンチ3
重ね塗りしたペンキも、すっかり剥げ落ちています……

小樽だけではなく、日本全国に「こどもの国」を名乗る施設がいくつもあるそうです。
そのどれもが、地域の子供たちの素朴な遊び場として、いまなお運営されているはずです。

大人たちの思い出の場所として、そして現代の子供たちには、沢山の素晴らしい思い出を残す場として、これからも愛され続けて欲しいものです……。

正門出入り口1
正門出入り口。この侘びしい昭和ムードも、見納めなんですね……
正門出入り口2
「又おそろいで おいでください」のメッセージが寂しい……

さて、今回の「小樽公園こどもの国レポート」は、いかがでしたか?
ここに思い出がない皆様にも、それぞれが幼なかったあのころを、思い出す契機になっていたらと思います。

それでもし機会があれば、それぞれの思い出の地を、再び訪れてみてはいかがでしょうか?大切な思い出の地を、これからも残すためにも……。

あ、この小樽公園こどもの国も、今年(2006年)の10月9日までなら営業しております。
お近くの皆様は、ぜひとも一時閉園前においでください。
きっと、バリバリ昭和な1970年代のレトロ感&ノスタルジーを、満喫できることでしょう!


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