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TURTLE MOON の Web雑記

母震え、救急車来て、チョーテンパる!:06年3月16日

「かぁさんが病気みたいだ!」

一緒に住んではいても、普段全く会話を交わすことのない父が、深夜突然、私の部屋に入ってきてこういいました。

大慌てで部屋を飛び出した私。
居間には、日頃はうざったいほど強気で勢いのある母が、「震えが止まらない……」と、弱々しい声で助けを求めておりました。

すでに他界している母の母親(私の祖母)は、70歳くらいのころから、パーキンソン病(?)を患っていたらしい。

ウチの母が、今、丁度同じくらいの年齢ということもあり、母もそろそろ……なんていう話を、最近、冗談交じりにしていたところでした。
なので、「体の震えが止まらない」というのが、「もしかして、ついに?」というように思えて、家族の心は大きく乱されました。
(注:比較的高齢になってからパーキンソン病を発症したケースでは、家族歴など遺伝性の要因は、ほとんどみられないのだそうです)

私は大事をとって、救急車を呼ぶことを提案しました。
もちろん、そんな必要があるのかどうかはわかりません。しかし、脳に障害があった場合、明日の朝イチに、では手遅れになるかもしれません。

父は、そんな救急車なんて……という感じでしたが、母自身もそうしたいようだったので、私が119に電話をかけて、救急車を呼びました。

母は幸い、意識がはっきりしており、歩行も大丈夫そうだったので、みんなで着替えて外出の準備。
すると遠くから、救急車のサイレンが聞こえてきました。

家族3人、慌てて外に出て、救急車の到着を待ちます。
しかし、サイレンの音は聞こえているのですが、一向に到着しません。
まだまだ寒い、3月の北海道。母を立たせたままで大丈夫なのか?私の心は、焦燥感で埋め尽くされてしまいそうでした。

そんなとき、父が「俺、行かなくてもいいべ?」といいだしました。

ウチの父は、こういう場面ではいつもフラッといなくなるという得意技をもっているのですが、今回ばかりは逃がしません(笑)。
母からも一緒に来て欲しいと頼まれ、結局父も救急車に乗ることに。年老いた父の顔は、みるみると青白く、こわばった表情に変わってゆきました。

そしてやっと、救急車がご到着。
これが我が家の初救急車です。

救急隊員が丁寧に問診をした後、サイレンを鳴らして、一路、救急病院へ。
窓の外をみると、あまり速度はでておりませんでしたが、赤信号を堂々と通過する様子をみて、自分が今、救急車に乗っているんだということを、思い知らされます。

「うぇ〜ん、ボクちんニートなのにママンが寝たきりになったら、もう死ぬしかないよぉ〜!」

……と、一瞬幼児化するという体たらくの私(涙)。
とはいえ、いつまでも退行している場合ではありません。
「ああ、俺がしっかりしなきゃな……」と、心の中でつぶやきました。

しかし、明らかに病人よりも真っ青な、私の顔(笑)。

我々が乗る救急車には窓が少なく、精神的な動揺に加えて車酔いという状況で、付き添いのほうがフラフラに……。
私は、意識してフロントガラスから外を眺め、病院への到着を待ちます。ふとみると、手は指先まで真っ白でした……。

長くなってしまいましたので、続きは明日……。いやまぁ、そんな深刻な話にはならないんで、皆様、気軽にお願いします(笑)。
ではまた。


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