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TURTLE MOON の Web雑記

羨ましがりすぎて赤恥!お金持ちの同級生宅で大興奮(後編):06年6月5日

「カルチャーショック!お金持ちの同級生宅で大興奮(前編)」「お母ちゃんVSママ!お金持ちの同級生宅で大興奮(中編)」と、だらだら続いて、さすがにウンザリ気味だったこのシリーズも、めでたく今日でおしまいです。

あらすじ:貧乏人で溢れる、我が小学校のクラスメイト。あるとき私は、そのクラスの男子「Y君」の家に遊びに行きました。しかし、彼の家の玄関が、予想外のゴージャスさで戸惑う私。そして呼び鈴を押してでてきたのは、ウチの母ちゃんとはまるで大違いの、モダンな雰囲気のY君のママでした……

いや〜、昨日の中編では、前編から話がほとんど進んでおりませんでしたね。やれやれ(笑)。←殴るぞw

で、続きです。

Y君の素敵なママに迎えられ、玄関の門をくぐると、玄関だけでラジオ体操ができそうな ほどの広さ。
横には、当時テレビなどでしか見たことがなかった、熱帯魚の水槽があります。

しばらく水槽を眺めていたかったのですが、とりあえず靴を脱いで、ふかふかのスリッパに履き替え、フローリングの床をペタペタと音をたてて歩く私。
一瞬、なぜだか自分が偉くなったような錯覚に陥ります(笑)。

当時の我が家は、家中が畳の上にカーペットという、ダニがうじゃうじゃ沸いていそうな環境。
フローリングの床なんてものは、我が家にはせいぜい数歩分しかないので、それだけで嬉しくてしょうがない。

自然とテンションが上がる、単細胞な小学生の私……。

そういえば、家の外にはガレージがありました。ということは、Y君の家には自家用車があるということです。

私の家には、当然、自家用車なんてありません。
しかし他の友人たちの家は、自営業が多かったせいか、車のある家のほうが多かったのです。まぁ、ワゴンや小型トラックなどが普通でしたが……。

それがコンプレックス気味だった私としては、車がある家は、それだけで羨ましがる要素十分です。

Y君の部屋でも、テンションが上がりっぱなしの私です。
Y君に、さりげなく自家用車の所在を聞いてみると、お父さんが会社への通勤で使用中の様子。残念ながら見られません。

それならばと、私は彼の家の中を、あちこちと探検することに(笑)。←図々しすぎw

床の間に飾られた岩崎宏美の直筆サイン、モワモワと泡が出る水洗トイレ、当時はまだ贅沢だった内風呂、冷蔵庫にはアイスがどっさりです。うっひょ〜!

アイスは好きなだけ食べていいというので、私はカップとバーを計3,4個いただいてしまいました(笑)。
そして何度も、あのモワモワの泡をみようと、意味もなくトイレへ通った私……。もしかしたら、お腹を壊したと思われていたかもしれません(笑)。

ふとみると、リビングには(だったかな?)高そうなピカピカのフォークギターが数本、飾られていました。

私は子供心に、これは触ってはいけないものだと理解し、興味深げに眺めていると、Y君が「お父さんの趣味なんだ〜」といいつつ、左手でコードを押さえました。
そのまま彼に促され、私が弦を弾くと、ギターは美しい音色を奏でました。それは予想以上に大きな音で、私は初めて聞く生音の迫力に、すっかりびびってしまいました……。←小心者w

長屋住まいの私には、家で楽器の演奏だなんて、考えられないことだったのです。近所迷惑も甚だしい。
そもそも、スンタラーズな私の父が、フォークギターを抱えているところを想像するだけで、失笑モノです。

ああ、親が違うからこんなに生活が違うのか……と、うっかり自分の両親を恨みそうな勢いの、親不孝な私。分不相応な世界を見て、自分の親さえも蔑みだす、真性のバカ息子です……。

しっかし、家が木造じゃないってのが凄い。だって、壁が白いんだよ!←どんな感想だw
今思うと、一軒家としては、これが私の「鉄筋住宅初体験」だったと思います(笑)。

私は、その後もひたすらY君の家の中を探検し、何度も「いい家だな〜」と、100回は繰り返していいまくっておりました(笑)。←なさけない……

Y君の家にいる間中、あまりの感激ぶりの私。

しかしよく考えると、ここは遊園地でもデパートでもありません。ただの、個人宅です。少し冷静になって、自分があまりに貧乏人であることを まるだしにしていたのに気づき、だんだん恥ずかしくなってきました……。

Y君も、きっとそれに気づいていたでしょう。
しかし、概してお金持ちというのは、物心ついたときから裕福な環境だった場合には、自分の家にお金があることを、変に自慢に思っていたりはしないものです。

逆に、貧乏人の方が、その辺にはナーバスかもしれませんね。
貧乏な我々の方が、やっかみもあってか、「金持ちは見栄っ張り」だと決めつける傾向が、あったような気がします。

Y君は、その辺の心情をよく心得ている様子で、私に対して、特に自分の家を自慢したりすることはありませんでした。

もしかすると、彼は今まで常に、我々ビンボー気味なクラスメイトに、気をつかって生活していたのかもしれません。だからこそ、彼の家が裕福だということが、あまり周囲に知られていなかったのだと思います。

私は、お金持ちでも見栄っ張りじゃない人がいるということを知り、他人を妬んだ、自分の浅ましさを恥じました。自身の心の中で……。

大興奮だったY君宅訪問後も、私とY君が遊ぶ機会が増えることはなく、彼も私とは、付かず離れずといったスタンスで接してくれました。
そして彼は、他のクラスメイトとも、やはり付かず離れずといった雰囲気でした。

貧乏人が多かった我が小学校のクラスの中で、比較的裕福な育ちのY君は、はたして居心地がよかったのでしょうか?
もしかしたら、多数派な我々貧乏連中のほうが、お気楽に毎日を楽しんでいたかもしれません。

貧乏臭い金魚の集団にまぎれた、Y君という一匹の熱帯魚……。

いつの時代も、実際の幸せは本人にしかわからず、誰にとっても、人生は奥深くままならないものなんでしょうね……。←ニート風味が突然なにいってんのよw

はい!
どうでもいい内容の、みみっちい思い出話を、延々と3回に分けて読まされてしまいましたね!皆様!
さ・い・な・ん♥←コロスw

それでは今回はこのへんで。
これに懲りずに、またアクセスしていただければ幸いです!

それではまた!


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