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TURTLE MOON の Web雑記

夢の対決をマンガで実現!覆面レスラーベスト50大集合 2of2:07年4月5日

「懐かしのプロレス本」企画!

前回から引き続き、KODANSHA情報パック7『覆面レスラーベスト50大集合』をご紹介いたします!

今回ご覧いただくのは……

『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より1

「貴族に挑むタイガーマスク」です!

このマンガは、当時大人気だった「初代タイガーマスク」が、以前ご紹介した仮面貴族「ミル・マスカラス」と対決するという、夢のような企画なのです!うぉ〜すっげぇ〜!!←わざとらしいw

マスカラスは、当時すでに、マスクマンの中でも頂点を極めた存在でした。
そのマスカラスに、彗星のごとく現れたニューヒーロー・タイガーマスクが、戦いを挑むというのです。
タイガーマスクは、マスカラスを打ち破って、己が人気・実力共にマスクマンの頂点であることを証明できるのでしょうか??←どうせフィクションだけどなw

『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より2
時は1980年8月……
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より3
メキシコシティの「エルトレオ・デ・クァトロ・カミノス」でのお話です……

そもそもふたりは、国内での所属団体が違いました。
タイガーマスクが所属していたのが「新日本プロレス」で、ミル・マスカラスが「全日本プロレス」です。

当時は、他団体のレスラーと対決するという、「交流戦」の機会が皆無の時代。
現在のプロレス界では、頻繁に交流戦が行われておりますが、あのころは、新日と全日の選手が戦うというのは、夢のまた夢のお話だったのです。

なので当時は、どちらの団体のレスラーが強いのかを(例えば猪木と馬場、藤波と鶴田など)、引き抜きなどで移籍することの多い外国人レスラーを通して、実力を推測・想像して楽しんだものなのです。
そんな時代が、私にもありました……。

タイガーマスクとマスカラスが戦うというのは、それくらいの夢物語なのです。
それは、このようなマンガの世界でのみ許される、禁断の対決だったのかもしれません。

はい、それでは続きをどうぞ……

『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より4
マスカラスの引退試合の対戦相手を決定するトーナメントが開催されました
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より5
日本代表のタイガーマスク準決勝の対戦相手は「S・デストロイヤー3」です
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より6
猪木と馬場が仲良く並んでタイガーマスクを応援(笑)
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より7
タイガーは架空の得意技「ムーンソルトバック蹴り」で勝利!
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より8
「あらら負けちまったドスちゃんが……」
マスカラスの実弟「ドス・カラス」が破れ、兄弟対決はならず
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より9
タイガーマスク決勝戦の相手は「ハイジンガー」
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より10
ハイジンガーが奇襲攻撃をしたことで、タイガーの勝ちが確定したそうです(笑)
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より11
決勝の一時間後には、タイガーVSマスカラス運命の一戦が待ちかまえております
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より12
決意を胸に秘める両者。マスカラスは負けたらマスクをとる覚悟です……
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より13
「スピードに命を賭ける両雄の勝敗は 秒単位の戦いではない瞬間的なマッハの戦いである」だってさ(笑)
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より14
ワーワー「円熟期にさしかかった脂の乗りきったタイガーと やや全盛期を過ぎているがいまだ衰えを知らず神秘的な強さをひめるマスカラスの攻防は観客を魅了した」ワーワー
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より15
なんと試合は90分マッチ!残り数分でタイガー必殺のムーンソルトバック蹴りが炸裂!ところが……
『覆面レスラーベスト50大集合』マンガ「貴族に挑むタイガーマスク」より16
地獄からよみがえり、マスカラスが奇跡の逆転勝利!
アディオスアミーゴ!ビバ・マスカラス!

ご覧のように、マスカラスが勝ってしまいました(笑)。

こういうのって大抵、勝敗の白黒は付けずに、うやむやにするのが普通だと思うのですが……。
両団体のスター選手であるため、扱いによってはクレーム沙汰になりそうですが、これも時代なのかもしれませんね。

子ども向けの本の内容になんて、いちいち目くじらを立てない、おおらかさの勝利です!←なにと勝負してたんだよw

それでは最後に、「覆面レスラーなんでも百科」のコーナーをおみせいたしましょう。

『覆面レスラーベスト50大集合』覆面レスラーなんでも百科より1
『覆面レスラーベスト50大集合』覆面レスラーなんでも百科より2

「どうして覆面レスラーが生まれたのだろう?」

1:名前が売れていない二流、三流のレスラーが、マスクをかぶって正体をかくすことによって、ファンの好奇心をあおり、それを利用して売り出すため
もっとも多い理由だそうです。

2:アマチュアの選手とか、顔がみにくいなど特別な事情がある場合
オリンピックを目指している・あまりにも顔が酷いor整い過ぎている・火傷の跡を隠すためなどの理由です。今だったら、イケメンのほうがスターになりやすいと思いますけどね(笑)。

3:昔一流選手だった人が年齢や正体をかくすため
プロレスラーも、場合によっては年をごまかす必要があるそうです。どこぞのアイドルのように!

4:正統派でストロング・スタイルの選手が悪いことや反則をやるため正体をかくす
「ザ・デストロイヤー」が代表的。ダーティーファイトを加えて人気復活する例もあるそうです。

お次は……

『覆面レスラーベスト50大集合』覆面レスラーなんでも百科より3
『覆面レスラーベスト50大集合』覆面レスラーなんでも百科より4

「ふざけた名前の覆面たち」

列挙すると、「ザ・スチューデント」「ザ・ホワイト・エンジェル」「ザ・ホワイト・ビーナス(一応女性)」「ワンダー・ボーイ」「ザ・マスクト・レフェリー」「ザ・ミステリアス・セイント」「ザ・プリチュア」「ザ・マスクト・エンジェル」「ザ・クリムソン・ナイト」「ペン・ジャステス」などです。

ほとんどが三流レスラーらしく、ごく短い間リングに上がっただけで、すぐに消えてしまった人たちが多いんだそうです……。

「日本人覆面レスラー第一号」

それは「覆面太郎」です。
正体は、後に国際プロレスのエースとなる「ストロング・小林」選手。
今ならば、タレント転身後に名乗った「ストロング金剛」のほうが通りがいいかな?

はい!大変勉強になりましたね!←まったくの無駄知識w

以上で、この本の紹介はオシマイです。

まぁ色々と突っ込みましたが、この本この本とくらべると、内容は数段まともでした。ネタ的にはイマイチですが……。
さすがに、メジャーな出版社が発行しているだけありますね(笑)。

できうるならば、この本の全ページを大画像でご紹介したかったところですが、そうすると引用の範囲を確実にオーバーしてしまいますので、これくらいで勘弁してください……。←小心者w

ぶっちゃけ今回も、著作権法的にはギリギリな、きわどい内容の企画だったってことですね!←モロにアウトだろw

もし皆様の中に、このような懐かしの古本をお持ちのかたがおいででしたら、この記事のようにWeb上で公開してみてはいかがでしょうか?
まぁ、出版元から注意を受けても、私は責任は持てませんが(笑)。←コロスw

みんなで力を合わせて、懐かしのサブカル本を次代に残そうではありませんか!

それはきっと、価値のあることです。
みんなでマスクを被れば、なんだってデキルヨ!
だまってオレについてこい!←後ろを振り返って誰もいなかったら寂しいなw

『覆面レスラーベスト50大集合』裏表紙
裏 表 紙


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