TURTLE MOON の Web雑記
スパイスにして栽培終了!「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記(その5|10月〜12月):2015年1月13日
その1(5月〜6月)・その2(7月)・その3(8月)・その4(9月)に続いて、「パクチー(コリアンダー)」のテキトー栽培記をお届けする。
■ 2014年10月2日
種蒔きから134日目。

そろそろ栽培終盤。

5月21日開始の「メインのプランター」は……

よく伸びたせいか……

すべてが傾いた。

花はまだ咲いている。

とはいえ……

ほとんどが……



種になった。

そして……

徐々に……

枯れてゆく。

これで完熟なのだろう。

根元はこんな感じ。
過密なためか ひょろひょろだ。

気づけば「こぼれ種」から、数株が育っていた。

こちらはサブ扱いの「ミニプランター」。

6月1日開始分のポリポットから、10苗を6月23日に定植し、2株が生き残った。

左の株は……

育ちすぎて折れた。

右の株も……

大量の種を実らせ……


重たそう。

こちらは、庭の「間引き株のゾーン」。

他の栽培品種を含め、余った苗の一部を、適宜こちらへ植え替えしてきた(基本観察対象外)。

ほぼ放置状態だったが……

立派に花と種を結んだ。
●終盤を迎える「パクチー(コリアンダー)」栽培
○種蒔きから134日目。
○10月となり、そろそろ栽培も終盤。
○以下、現状まとめ。
○栽培地は北海道某所(札幌圏)。
○現在2ヵ所(+1)で屋外栽培中。
○まずは5月21日に種蒔きした「メインのプランター」。
○よく茂り、種が鈴生りの状態に。
○倒れてくるので、ダイソーの「鉢植えの葉ダレ防止用円型支柱」でサポート中。
○気づけば「こぼれ種」からも、数株が育ち始めた。
○せっかくだが、栽培終了が近く、放置することになりそうだ。
○もうひとつはサブ扱いの「ミニプランター」。
○「ポリポット」で発芽させた苗(6月1日開始分)を、6月23日に10苗、7月1日にも4苗を定植した。
○だが生き残ったのは、6月23日に定植したうちの2株だけ。
○基本的にパクチーは、植え替え(移植)は避けたほうがいいようだ。
○とはいえこの2株は、他とくらべ群を抜いて立派に育った。
○番外だが、庭の「間引き株のゾーン」へ、「メインのプランター」から余った苗を植え替えしていた(基本観察対象外)。
○ほぼ放置状態だが、数株が花と種を結んでいる。
○以上。
○肌寒い日が続く。
○さっさと種を収穫し、栽培終了に漕ぎ着けたい。
○今年は栽培品種が多いのだ。
○このテキトー栽培記のコンセプトは「種から枯死まで」ではあるが。
○どちらにしろ、種が熟してくれないと困る。
○それが、意外に時間がかかるようだ。
○しばらくは、種の成熟待ちとなりそうだ。
○記事的には盛り上がりに欠けるな。
○なので今回は、3ヶ月分を1ページにまとめ、栽培終了までお伝えします。
○ぶっちゃけ、年明け後の公開なので、いまさら続けてもというのもある。
○さすがのテキトーさだ。
■ 10月20日
18日後。

今日は少し暖かく、20℃に届きそうなほどだ。

「メインのプランター」の……

左側は……



まだ未熟な種が多い。


右側は……


そこそこ熟している。

それらを選び収穫。

「メインのプランター」は……

30株以上も育っているので……

たくさんの種を収穫できた。

「こぼれ種」から育った苗は……

のんびりと成長中。

「ミニプランター」は……

左の株が……


折れているので……

枯れた部分だけ切り取った。
ついでにそれから種を収穫。

右の株も……

多くの種が熟したので……

いっきに収穫。

たった2株からだが……

これだけの種を収穫できた。

「ミニプランター」の2株は、本当に立派に育った。
スペースに余裕があるためだろうか。
■ 11月1日
12日後。

「間引き株のゾーン」では……


まだ花が咲いている。

種は……

まだまだこれから。
■ 11月9日
8日後。

「メインのプランター」は……



熟した種をみつけては……


収穫している。

収穫が終わった株は、どんどん抜く。

「ミニプランター」でも……

熟した種は……

見つけ次第 収穫。

やはり……

2株からにしては収量が多い。
■ 11月23日
2週間後。

すでに溶けたが、10日前には初雪が降った。

「メインのプランター」は……

左側も……

右側も、ほぼ枯れた。

種は どんどん収穫中。

そして どんどん抜いている。

「ミニプランター」も……

左の株も……

右の株も……

種を みつけては収穫中。

こちらが本日の……

両プランターからの収穫分。
■ 12月1日
8日後。

種蒔きから194日目。

すっかり冬の気配。

「メインのプランター」は……

ほぼ終了の様相。

残った種を採り、ほとんどの株を抜いた。

「こぼれ種」から育った株は、この寒さにしては元気そう。

「ミニプランター」も……

ほぼ枯れた。

残る種を収穫し……

抜いた。

「間引き株のゾーン」でも……

やっと種が熟したので……

いっきに収穫。

そして抜いた。

こちらが……

最後の収穫分。
■ 12月4日
3日後。

2日前、大雪が降った。
恐らく根雪となるだろう。
これで完全に栽培終了。
■ 12月13日
9日後。

これらが、今シーズン中に収穫できた、すべての種。

こちらが……

来シーズンに蒔くための分。

現時点では、また育てるかは決めていないが。

こちらがスパイスの「コリアンダー」として利用する分。
下処理として熱湯消毒後、しばらくの間 干してある。

さらにこれから使う分を……

すり鉢で……


すり下ろす。

殻が気になるが、面倒なのでこれくらいで。

それを豚肉に……

振りかけた。

食べると、爽やかなコリアンダーの香りが、ツンと鼻を抜けてゆく。
写真は かけすぎだが、少量なら悪くない。
ただし、見た目のゴミっぽさが酷すぎる。
●スパイスにして栽培終了
○ついに栽培終了。
○口に合わず、葉としての収穫を諦めたため、大量の種を収穫できた。
○そのうち半分強を、来シーズンに蒔くための種とした。
○また育てるかは決めていないが。
○そして残りを、スパイスの「コリアンダー」として利用する。
○しかし、その利用方法が、いまいちわからない。
○調べても、多くが「種はスパイスとして利用できます」としているだけだった。
○なんらかの下処理をしなくていいのか。
○とりあえず不衛生なので、熱湯消毒してみた。
○多くのアリが集っていたので、洗わず口に入れるには抵抗があったし。
○熱湯消毒後は、乾燥するまで天日干しした。
○問題は殻だ。
○どうしたらいい。
○店頭で売られているコリアンダースパイスは、細かく すり下ろされている。
○なので、殻をどう処理しているかがわからない。
○剥いたほうがいいと思うが、それはあまりに手間だ。
○なにかいいテクニックでもあるのだろうか。
○とりあえず すり鉢で、まるごと すり下ろしてみた。
○だが、殻がなかなか消えてくれない。
○時間をかければいいのだろうが。
○面倒なので、適当なところで、夕食の豚肉に振りかけてみた。
○……ゴミっぽい。
○残った殻が、ひたすらゴミっぽい。
○せっかくの豚肉を、台無しにした感じ。
○明らかに、すり下ろしかたが足りない。
○それでも、思い切って食べてみると、味自体は悪くなかった。
○コリアンダーの爽やかな香りが、スッと鼻を抜けてゆく。
○少量を、スパイスとして利用するならば、特に問題ないと思う。
○やや癖が強いが。
○しかし、やはり店頭で買ったほうがいいのではないか。
○殻の処理が問題なので。
○下ろしたてのほうが、香りはよさそうだが。
○これが私にとって、初めてのパクチー栽培だった。
○ひとまず栽培自体は、ほぼ成功といっていい。
○ただ、葉は臭すぎて、私の口には合わなかった。
○スパイスとしても、どう利用していいかわからず、やや持て余しぎみだ。
○なので、来シーズンはどうしようか。
○アクセス数が多かったので、続ける意味はありそうだが。
○せっかく種もあるしな。
○まぁ来年考えよう。
○ちなみに、栽培のコツは「石灰を多めに撒く」ことくらい。
○栽培が難しいとの説もあるが、とにかく石灰を多めに撒き、酸性土にしないことが重要らしい。
○あとは、市販の元肥入り用土に、念のためパーライトなどを混ぜ、水はけのよい土にした。
○水やりや日当たりは、ほどほど程度でよい。
○北海道の日射しでも、真夏には強すぎるくらいだった。
○植え替えは避けるべき。
○そんなもん。
○それでは、パクチーのテキトー栽培記は「その6(総集編)」へと続きます。
○これまでの まとめです。
○私の初栽培の模様を振り返りますので、ぜひご覧ください。
○使い回しの内容ですが、これさえ読めば十分ですので。
○なにがどう十分かは謎ですが。
>「パクチー(コリアンダー)」テキトー栽培記(その6|総集編)へ続く!
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