魅力に取り憑かれたこの半年!「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記(その11|総集編2014)
北海道某所(札幌圏)からお届けする「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」のテキトー栽培記。
我が初栽培からの模様を、その1(2014年6月)・その2(7月)・その3(8月前半)・その4(8月後半)・その5(9月上旬)・その6(9月中旬下旬)・その7(10月前半)・その8(10月後半)・その9(11月)・その10(12月)と、約半年にわたりお伝えしてまいりました。
「その11」では、これらを2014年分の総集編として、一旦まとめておこうと思います。
2014年6月『禍々しくも美しい』 ※元記事はこちら
6月13日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_02.jpg)
近所のホームセンターにて、3種類の食虫植物を購入。
園芸会社は「カクタス長田」で、それぞれ税抜き398円。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_04.jpg)
「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」。
たぶん食虫植物のなかで、もっともメジャーな存在だろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_08.jpg)
小虫などが、葉の内側に3本ずつある毛に触れると、葉が閉じるという仕組み。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_11.jpg)
添付の説明書きによると、意外と寒さには強いらしい。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_12.jpg)
「モウセンゴケ(毛氈苔・ドロセラ)」。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_16.jpg)
細長い葉に、赤い腺毛があり、分泌した粘液で小虫を捕らえる。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_20.jpg)
暑すぎず寒すぎず、水を切らさずで管理せよとのこと。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_22.jpg)
「ウツボカズラ(靫蔓・靫葛・ネペンテス)」。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_26.jpg)
この瓶状の袋に、小虫などを誘い落とし、内部に蓄えた消化液で養分にする。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_29.jpg)
こちらは常時、高温ぎみに管理する必要があるようだ。
ともあれ、まだ肌寒い日もあるため、しばらくはすべて室内栽培とする。
ちなみに食虫植物には、あえてエサとして虫を与える必要はないらしい(むしろ弱らせる怖れあり)。
6月19日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_31.jpg)
ハエトリソウとモウセンゴケは、浅めの「腰水(こしみず。受け皿に水を張り、鉢の底面を浸す管理方法)」で管理中。
両者は比較的、育て方が似ているようだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_41.jpg)
ウツボカズラは、できるだけ高温多湿で管理したい。
みると、株中央のニョロニョロが伸びてきていた。
食虫植物は全般的に、水を切らさない・乾燥させず湿度も高めに・多めに日に当てる・水苔やピートモスなどの酸性土に植える・肥料は不要・エサは不要、といった管理が基本となるらしい。
6月24日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_53.jpg)
ハエトリソウを、もう1鉢追加購入。
別の園芸会社(大彰園)のもので、税抜き462円。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_54.jpg)
「カクタス長田」の株と違い、「捕虫葉(正式名不明)」の内側が赤くない。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_57.jpg)
「ビーナスの瞼」という異名が、言い得て妙だ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_58.jpg)
モウセンゴケは、「捕虫毛(正式名不明)」が元気にモジャモジャ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_61.jpg)
だがウツボカズラは、小さめの葉と「捕虫袋(正式名不明)」が枯れてしまった。
夜間も、窓辺に置きっぱなしだったので、寒すぎたのかもしれない。
6月27日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_65.jpg)
ウツボカズラの調子が悪い。
大きめの捕虫袋まで枯れてきた。
状況を変えるべく、植え替えを検討したい。
6月28日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_68.jpg)
モウセンゴケとウツボカズラを、5号サイズのプラ鉢(背は低め)へと植え替えする。
まずは「水苔」を、ひと晩ほど水に浸し……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_74.jpg)
ボリュームアップしてから、用土として使用する。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_76.jpg)
購入時の3号プラ鉢の内側に、さらにポリポットがはいっていた。
みるとウツボカズラは、排水孔が詰まっている。これが枯れた原因かもしれない。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_79.jpg)
もう少し落ち着いてから、ゆっくり植え替えしようと思っていた。だがこれなら、もっと急いでもよかった。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_84.jpg)
モウセンゴケは、ほぼつつがなく植え替え完了。
購入時のピートモスは、無理に剥がすと根を傷めるので、ほぼそのまま残してある。
6月29日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140716_91.jpg)
翌日、ハエトリソウを植え替え。
2株を同居させるべく、プラ鉢ではなくミニプランターを選んだ。
左(下)の株が、最初に購入した「カクタス長田」のハエトリソウ。
右(上)が、24日に追加購入した「大彰園」のハエトリソウ。
2014年7月『モシャモシャがネバネバ』 ※元記事はこちら
7月4日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_03.jpg)
栽培開始から21日目。
ハエトリソウの捕虫葉は……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_11.jpg)
相変わらず禍々しい。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_19.jpg)
モウセンゴケの捕虫毛が……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_25.jpg)
モジャモジャでネバネバだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_31.jpg)
ウツボカズラは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_32.jpg)
中心から伸びたニョロニョロが、割れ広がるようにして、新たな葉となってゆく。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_36.jpg)
肝心の捕虫袋は、すべて枯れてしまった。
7月9日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_46.jpg)
大彰園のハエトリソウが、茎を上へと伸ばし始めた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_55.jpg)
モウセンゴケは、大量の粘液を分泌している。
この粘液の量が、元気のバロメータなのだとか。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_62.jpg)
ウツボカズラは、真夏の到来のせいか、勢いがでてきた。
続々葉を増やしそう。
7月11日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_63.jpg)
この半透明の道具入れを、食虫植物用に購入。
これで移動しやすくなった。暑すぎない日は、できるだけ屋外で日に当てたい。
このまま腰水できるのも便利。
7月18日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_66.jpg)
完全に真夏。
なので昼は屋外・夜は玄関の風除室内に置いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_72.jpg)
ハエトリソウは、大彰園の株が急成長。
茎が伸び、さらに続々生えてくる。
7月28日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_90.jpg)
ハエトリソウが、ときおりアリなどの小虫を補食している。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140822_94.jpg)
大彰園の株は、ひょろりと花茎を伸ばし始めた。
2014年8月前半『逆に虫に喰われるも花開く』 ※元記事はこちら
8月1日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_02.jpg)
栽培開始から49日目。真夏の暑さが続く。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_04.jpg)
ハエトリソウは屋外に置いてから、頻繁に小虫を補食中。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_13.jpg)
ただハムシの仲間(?)を捕まえると……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_15.jpg)
内側から葉を喰い破られ、脱出されてしまうことがある。
逆に食虫植物を喰う虫もいるのだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_20.jpg)
モウセンゴケの捕虫毛には、虫よりも花びらやタンポポの綿毛などが、たくさん付着している。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_30.jpg)
ウツボカズラには待望の、新しい捕虫袋が育ち始めた。
8月8日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_32.jpg)
引き続き、昼は屋外・夜は玄関の風除室内に置いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_40.jpg)
ハエトリソウの大彰園の株が、そろそろ花を咲かせそう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_41.jpg)
虫も たくさん捕らえている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_44.jpg)
モウセンゴケは羽アリをGet。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_52.jpg)
ウツボカズラは、2つの捕虫袋が成長中。
8月11日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_55.jpg)
朝、ハエトリソウが、白い花を開き始めた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_57.jpg)
そして……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_60.jpg)
夕方には完全に開花。
8月12日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_67.jpg)
翌日、2輪目の花を咲かせた。
8月13日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_70.jpg)
ウツボカズラの……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_77.jpg)
捕虫袋が育ってきた。
ウツボカズラだけ特別扱いし、日当たりや温度管理を徹底し、葉水も頻繁に与えていた。その成果か。
8月14日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140923_79.jpg)
ハエトリソウが続々と、新たな花を開いている。
2014年8月後半『捕虫袋の蓋開く』 ※元記事はこちら
8月16日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_01.jpg)
栽培開始から64日目。写真が増えたので、8月は2ページ構成に。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_05.jpg)
ハエトリソウは、引き続き花期。
8月17日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_11.jpg)
ハエトリソウが、大きなハチ(?)を捕まえていた。
ただ、ほとんど消化していないようだ。とりあえず取り除いておいた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_14.jpg)
モウセンゴケは、ゼンマイを思わせる花茎を伸ばし始めた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_17.jpg)
ウツボカズラには、捕虫袋の成長を促すべく、ごく微量の液肥を与えた。
8月18日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_22.jpg)
ハエトリソウ大彰園の株の花が、4輪も咲き誇った。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_24.jpg)
近ごろは涼しいので、たいていは昼も風除室内に置いたまま(夜間を除き扉は1/3ほど開けている)。
なので虫が集りにくいため、テキトーに人工授粉している。これで種が実ればいいが。
8月21日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_30.jpg)
モウセンゴケが、花茎を ひょろひょろ伸ばしている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_34.jpg)
ウツボカズラは、捕虫袋が巨大化中。
8月24日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_42.jpg)
ハエトリソウが、種らしきものを結び始めた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_45.jpg)
モウセンゴケは、複数の花茎を伸ばしている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_51.jpg)
ウツボカズラでは、1つの捕虫袋が蓋を開いた。
これで虫を捕らえられる。
8月29日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_60.jpg)
モウセンゴケが、蕾を膨らませている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_65.jpg)
ウツボカズラは、この1つ目に続き……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z140925_68.jpg)
2つ目の捕虫袋も、蓋を開いた。
2つとも、枯れた購入時の捕虫袋とは、色もサイズも違うし、毛も生えていない。同じ株なのに、この違いはなにか。
2014年9月上旬『花咲くドロセラ』 ※元記事はこちら
9月1日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_02.jpg)
栽培開始から80日目。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_03.jpg)
カクタス長田のハエトリソウは、花を咲かせずとも、着実に成長中。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_06.jpg)
変化の激しい大彰園の株。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_15.jpg)
モウセンゴケは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_17.jpg)
ついに花を咲かせた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_21.jpg)
鈴生りの蕾の根元側から、順次 開花してゆくようだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_24.jpg)
ウツボカズラは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_33.jpg)
捕虫袋を光にかざすと、底に消化液が溜まっているのがみえる。
9月6日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_45.jpg)
ハエトリソウ大彰園の株は、すべての花が枯れた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_50.jpg)
モウセンゴケは、現在4本の花茎が伸びる。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_56.jpg)
捕虫毛は相変わらず べとべと。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_64.jpg)
ウツボカズラで、3つ目の捕虫袋を発見。
肌寒い日が増えたので、夜は2階の空き部屋へ移動している。
9月7日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_68.jpg)
モウセンゴケが……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_76.jpg)
新たに2輪 花を開いた。
9月9日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_83.jpg)
モウセンゴケは、花期真っ盛り。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_88.jpg)
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141023_87.jpg)
花が3輪咲いている。
2014年9月中旬下旬『真っ黒い種を収穫』 ※元記事はこちら
9月13日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_01.jpg)
栽培開始から92日目。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_05.jpg)
カクタス長田のハエトリソウは、相変わらず元気そう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_07.jpg)
大彰園の株は……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_08.jpg)
花の枯れ痕が、真っ黒になりつつある。
はたして種は結ぶだろうか。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_13.jpg)
モウセンゴケは、引き続き花期。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_16.jpg)
4本の花茎が1輪ずつ……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_17.jpg)
花を咲かせている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_21.jpg)
ウツボカズラは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_24.jpg)
購入後育った捕虫袋が重たそう。
9月22日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_32.jpg)
秋が深まり、肌寒い日が続く。
なのでウツボカズラは一日中、自室の窓辺に置いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_39.jpg)
3つ目の捕虫袋が育ってきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_42.jpg)
さらに4つ目の姿も。
9月24日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_46.jpg)
そろそろ外で日に当てるのは限界か。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_56.jpg)
ハエトリソウが、黒い種を実らせていた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_57.jpg)
落ちそうだったので、さっそく収穫。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_59.jpg)
気づけば株元に、若い小さな捕虫葉が、たくさん生えていた。
こぼれ種から「実生(みしょう。種から生長すること。もしくは種から育てた植物)」で育つには早すぎる。
きっと、俗に言う「分裂(株分かれ)」をしたのだろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_67.jpg)
モウセンゴケは、また新しい花を咲かせた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141025_73.jpg)
ハエトリソウのように、種を結んでくれるだろうか。
2014年10月前半『実生に挑戦』 ※元記事はこちら
10月1日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_02.jpg)
栽培開始から110日目。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_14.jpg)
若い捕虫葉が、まとまって育ちつつある。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_17.jpg)
モウセンゴケは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_19.jpg)
多くの蕾が咲き終えた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_26.jpg)
捕虫毛は引き続き、大量の粘液を分泌中。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_28.jpg)
ウツボカズラは、ずっと自室の窓辺に。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_36.jpg)
その甲斐あってか、3つ目の捕虫袋の蓋が開いた。
10月2日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_41.jpg)
ハエトリソウの収穫した種を……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_43.jpg)
2つのミニプラ鉢に蒔いた。
冬間近だが、種の有効期限が数ヶ月ほどらしく、蒔き時を考慮する余地がなかった。
用土は同じく、よく湿らせた水苔。覆土はせずに、ばら蒔いただけ。
実生は難しいと聞くが、無事発芽するだろうか。
10月9日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_50.jpg)
ハエトリソウは、花茎の役目はもう終わり。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_51.jpg)
捕虫葉も、急激に枯れてきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_62.jpg)
モウセンゴケも、これが最後の花かもしれない。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_66.jpg)
捕虫毛は禍々しいほどに、大量の粘液を分泌中。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_75.jpg)
ウツボカズラは、この3つ目の捕虫袋がもっとも大型。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_76.jpg)
日光で消化液が透ける。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141122_79.jpg)
なんと5つ目の捕虫袋も。
2014年10月後半『捕虫袋豊作』 ※元記事はこちら
10月17日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_03.jpg)
栽培開始から126日目。
ハエトリソウとモウセンゴケは、昼は玄関の風除室内・夜は玄関内に置いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_10.jpg)
花茎が完全に枯れた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_13.jpg)
捕虫葉も、枯れたものが目立ってきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_15.jpg)
若い捕虫葉は元気。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_19.jpg)
モウセンゴケも……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_27.jpg)
花期は終了したようだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_30.jpg)
ウツボカズラは寒さに弱いため、引き続き自室に置いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_40.jpg)
4つ目の捕虫袋が、もうすぐ蓋を開きそう。
透けてみえる消化液は、外から入り込んだ水ではなく、内側から分泌されたものだ。
10月24日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_52.jpg)
ハエトリソウとモウセンゴケを、2階の空き部屋へと移動。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_58.jpg)
ウツボカズラは、スッポンモドキの水槽(水中ヒーター使用。ビニールで囲ってミニ温室に設えてある)の側に置いた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2014/z141124_67.jpg)
そんななか、4つ目の捕虫袋の蓋を開いた。
室内栽培のうえ、冬間近なので虫はいないが。
2014年11月『枯れつつも元気』 ※元記事はこちら
11月1日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_02.jpg)
栽培開始から141日目。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_06.jpg)
ハエトリソウは、葉を枯らしつつも元気そう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_19.jpg)
若い捕虫葉も、とても元気。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_20.jpg)
モウセンゴケとハエトリソウは、引き続きプラケース内で腰水に浸している。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_30.jpg)
ウツボカズラは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_35.jpg)
古い捕虫袋が縮みつつある。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_48.jpg)
それでも、5つ目の捕虫袋が育ってきている。
11月9日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_52.jpg)
ウツボカズラの、新しい葉になるニョロニョロが……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_53.jpg)
焦げ付いたように枯れてきた。
11月23日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_56.jpg)
10日前、ついに初雪が降った。
いまは溶けたが、根雪も遠くないだろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_63.jpg)
ハエトリソウは、古い捕虫葉が枯れた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_65.jpg)
分裂した若い捕虫葉は、元気いっぱい。
そろそろ冬だが、このまま育ってくれるだろうか。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_73.jpg)
モウセンゴケは、すべての花茎が枯れたので……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_74.jpg)
少し蕾を砕いてみた。
だが、種は結んでいなそうだ。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_89.jpg)
ウツボカズラは、5つ目の捕虫袋が蓋を開きそう。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_90.jpg)
6つ目は、さすがに無理か。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_94.jpg)
冷やさないよう、常に愛亀「スッポンモドキ」の水槽前に置いている。
日光は当てられないが、やむを得ないだろう。
11月25日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_95.jpg)
こちらは、ハエトリソウの種を蒔いたミニプラ鉢。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150105_97.jpg)
1つの鉢に1つずつ、小さな芽が育ち始めた。
もう冬だが、これから大きくなるのだろうか。
2014年12月『冬期栽培開始』 ※元記事はこちら
12月1日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_01.jpg)
栽培開始から171日目。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_17.jpg)
ミニプラ鉢に蒔いたハエトリソウは、ほとんど成長していない。
もう冬なので、このまま枯れないか心配。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_19.jpg)
モウセンゴケとハエトリソウは、寒いので腰水をやめ直接、水苔に水やりしている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_22.jpg)
捕虫毛は、ついに粘液の分泌を止めた。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_27.jpg)
ウツボカズラは昨日……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_40.jpg)
5つ目の捕虫袋が、新たに蓋を開いた。
購入時に付いていたものに似て、色が薄い。簡易温室内に置いているため、日に当たっていないせいか。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_44.jpg)
中心のニョロニョロは、先端が完全に枯れた。
もう新たな葉は育たないのだろうか。
12月23日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_46.jpg)
外は大雪で埋もれた。
ハエトリソウは、暖房のない部屋で越冬中。カクタス長田・大彰園の株ともに、ほぼ変化なし。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_55.jpg)
若い捕虫葉も、育ちはしないが枯れもしない。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_57.jpg)
ミニプラ鉢に蒔いたハエトリソウは、1つが双葉状に割れた。
とはいえ、あまりにも成長が遅い。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_61.jpg)
モウセンゴケは、徐々に枯れている。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_67.jpg)
ウツボカズラは……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_69.jpg)
古い捕虫袋から蓋が枯れ、袋は縮んでいる。
12月30日
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_81.jpg)
モウセンゴケの、4本の花茎を切り取った。
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_82.jpg)
砕いてみたが……
![「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記](../image2015/z150324_83.jpg)
ちゃんとした種は見当たらなかった。写真の黒い欠片が種っぽいが、あまり厚みがない。
自家受粉でいいらしいが、手をかけなかったのは失敗だったか。
一応、ハエトリソウのミニプラ鉢に蒔いておく。
初年度の「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」栽培 まとめ
これが初栽培の食虫植物。
そのユニークな生態や姿形が魅力的で、楽しく栽培できている。
好奇心を刺激する。
食虫植物は、生物を育てているというプレッシャーが、普通の植物より強いように思う。
私にとっては、ペットを飼っている感覚に近い。
なにか意思のようなものを感じるので。
以下、これまでの経験や知識の書き抜き。
食虫植物は全般的に、水を切らさない・乾燥させず湿度も高めに・多めに日に当てる・水苔やピートモスなどの酸性土に植える・肥料は不要・エサは不要、といった管理が基本らしい。
ハエトリソウとモウセンゴケは、育て方が似ている。
浅めの「腰水(こしみず。受け皿に水を張り、鉢の底面を浸す管理方法))」で管理する。
極端な暑さ寒さでなければ、さほど気を遣わず栽培できる。
真夏は半日陰に置き、真冬は凍らせず・暖めすぎずで「休眠」させるとよい。
追肥は ほぼ不要。
ウツボカズラは、真冬でも10℃(できれば15℃)を下回らないよう管理する(品種による)。
よく日に当て、真夏も葉焼けしない程度に当てる。
霧吹きで葉水を与えるなどして、できるだけ高湿度を保つ。
夏は水を切らさず、冬は土が乾いてから水やり(霧吹きは常時)。
捕虫袋を育てる場合は、通常量を2倍に薄めた液肥を、月1くらいで与えてもいい。
当サイトでは、ウツボカズラのボットンピッチャーを「捕虫袋」と呼称している。
ハエトリソウのパックンチョは「捕虫葉」・モウセンゴケのモシャモシャは「捕虫毛」と呼称。
どれも正式名は不明。
以下は3種共通。
用土は、水苔がお薦め。
ただし、1,2年に1度は総入れ替えする必要がある。
安いものは劣化しやすいので注意。
肥料は あまり必要ない。
エサとして虫を与える必要もない。
かえって弱る場合がある。
食虫による養分摂取は、あくまでも補助的なもの。
「家の小バエを駆除したい」などの実用目的では、役立たないと思っていい。
花を咲かせず摘蕾・摘花したほうが、株はよく育つ。
種子は長期保存ができない。
ハエトリソウの場合、「実生(みしょう。種から生長すること。もしくは種から育てた植物)」を成株にするには、何年もかかるらしい。
増やすなら株分けするのが簡単。
好光性種子なので、種蒔き時は埋めず、水苔表面に ばら蒔く。
あとは腰水や霧吹きで水やりする。
発芽までは、数週間~数ヶ月は必要。
越冬しないと発芽しにくいとの情報あり。
それぞれの情報源により、やや内容が異なるようだ。
私も栽培初心者なので、これから時間をかけて経験を蓄積したい。
こんなところか。
では引き続き、2015年度版『「食虫植物(ハエトリソウ・モウセンゴケ・ウツボカズラ)」テキトー栽培記(その12|2015年1月〜2月)』をご覧ください。
まだまだ栽培は終わりません。
またそのうち、新しい品種も加えるつもりです。
胸が躍りますね。
ここまで目を通したアナタも、食虫植物ファンなのでしょう?
お仲間ですね(笑)。
なら一緒に、大手を振って食虫植物を愛でましょう! たとえ変人扱いされようとも!