初冬に気を吐く子株たち!「食虫植物(ハエトリソウのみ)」テキトー栽培記(その25|2015年11月〜12月)
その1(2014年6月)・その2(7月)・その3(8月前半)・その4(8月後半)・その5(9月上旬)・その6(9月中旬下旬)・その7(10月前半)・その8(10月後半)・その9(11月)・その10(12月)・その11(総集編2014)・その12(2015年1月〜2月)・その13(3月〜4月)・その14(5月)・その15(6月)・その16(7月)・その17(7月※ハエトリソウのみ)・その18(8月)・その19(8月※ハエトリソウのみ)・その20(9月)・その21(9月※ハエトリソウのみ)・その22(10月)・その23(10月※ハエトリソウのみ)・その24(11月〜12月)に続いて、「食虫植物」のテキトー栽培記をお届けする。
2015年11月1日
食虫栽培18ヶ月目。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-001.jpg)
2015年11月〜12月分の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4種類(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の11月〜12月分は、「その24」をご覧あれ。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-002.jpg)
ミニプランターで「ハエトリソウ(蠅取草・ハエトリグサ・ハエジゴク・ディオネア)」を栽培中。
もう寒いので先月末、玄関内から2階の空き部屋へ移動した。
引き続き「腰水」に浸し管理している。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ2株・中央から右は「大彰園」が多数・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」1株を植え付けてある。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-003.jpg)
左上は「カクタス長田1」の株。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-004.jpg)
勢いは落ちたが、まだまだ元気そう。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-005.jpg)
「カクタス長田2」は、大彰園の株に隠れてしまった。
これらカクタス長田の2株は、捕虫葉の口の赤味が、とても濃くなっている。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-006.jpg)
「大彰園1」も……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-007.jpg)
巨大化は止まったが元気。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-008.jpg)
「大彰園2」も同様。
相変わらず捕虫葉の赤味が、カクタス長田と比較し薄い。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-009.jpg)
この大彰園の2株は、子株を大量に吹いている。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-010.jpg)
なのでもう「2株」とはいえない。
そのうち呼称の変更が必要か。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-011.jpg)
枯れた捕虫葉は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-012.jpg)
ぼちぼち摘んでいる。
ここまでの4株は、今年1本ずつ花茎を伸ばし、7月に白い花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-013.jpg)
「大彰園3」も、隠れつつ元気。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-014.jpg)
その下と右には、6株前後の子株たち。
これらは、昨年秋から親株(大彰園1・2)が吹いた子株を、株分けしたもの。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-015.jpg)
やはり成長は停滞ぎみ。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-016.jpg)
右下には、今年(2015年)6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-017.jpg)
前の2社産よりも小さな株で、成長も遅い。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-018.jpg)
それでも、細かな子株を数多く吹いた。
時期的に親株よりも、子株の成長期なのだろう。
ちなみにカクタス長田と大彰園は、2014年の6月に購入。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-019.jpg)
こちらは自室にて実生栽培中のミニプラ鉢。
昨年、大彰園の株から収穫した種を蒔いた。
発芽後、一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-020.jpg)
左の「ミニプラ鉢1」は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-021.jpg)
あまり育っていない。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-022.jpg)
どちらかというと、苔のほうが育った。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-023.jpg)
右の「ミニプラ鉢2」も……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-024.jpg)
多少育った程度。
このような実生を、成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるらしい。
その前に、こんな貧弱な株が、厳しい冬を乗り切れるのだろうか。
初冬を迎えた「食虫植物(ハエトリソウのみ)」栽培
食虫栽培18ヶ月目。
栽培地は北海道某所(札幌圏)。
初冬を迎え、完全に成長が停滞。
越冬へ向け精力を蓄える、充電期間なのだろう。
以下、現状まとめ。
現在、5種類の「食虫植物」を栽培中。
このページは、2015年11月〜12月の「ハエトリソウのみ」の栽培記。
その他4種類(モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ)の11月〜12月分は、「その24」にて公開済み。
ミニプランターでは、園芸会社 違いのハエトリソウをプチ寄せ植え中。
左に園芸会社「カクタス長田」のハエトリソウ・中央から右は「大彰園」・右下には会社不明の「ハエトリザウルス」を植え付けてある。
現在は2階の空き部屋にて「腰水(こしみず。鉢の下部を水に浸す管理方法)」で管理中。
もう寒いので先月末、玄関内から退避した。
向かって左側は「カクタス長田」の2株。
栽培開始は2014年6月。
それぞれ「カクタス長田1」「カクタス長田2」と呼称する。
どちらも今年初めて花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
春夏ほどの勢いはないが、まだまだ元気。
中央から右側には「大彰園」の株。
栽培開始は2014年6月。
親株を「大彰園1」「大彰園2」・株分かれしたらしい大きめの子株を「大彰園3」とした。
その他、株分けした子株が6株前後。
「大彰園1」と「大彰園2」は、昨年に続き花茎を伸ばし、7月に花を咲かせ、9月には種を収穫済み。
秋以降は昨年同様、たくさんの子株を吹いている。
なのでいずれ、大彰園1・大彰園2という呼称は変更したほうがいいかも。
右下には、今年(2015年)6月に追加購入した「ハエトリザウルス」。
園芸会社が不明なので、付属カードに記載の商品名で呼称。
小さめの株で、購入時のカクタス長田とも大彰園の株とも、姿形が微妙に異なる。
成長は遅いが秋以降、細かな子株を吹き始めた。
最後は、実生栽培中のミニプラ鉢。
2つのミニプラ鉢に、昨年大彰園の株から収穫した種を蒔き、「実生(種から育てる、また育った植物)」で栽培中。
ある程度育つまでは、自室にて腰水管理を続ける予定。
昨年10月に種蒔きし、発芽後一度すべて枯れたが、今年5月に再発芽した。
「ミニプラ鉢1」には4苗前後・「ミニプラ鉢2」には2,3苗が育っている。
苔に埋もれているので、正確な数は不明。
このような実生を成株まで育て上げるには、3〜5年はかかるというので、気長に育ててゆきたい。
その前に、厳しい冬を乗り切れるのか心配だ。
まとめは以上。
いよいよ初冬。
寒くなり、成長は落ち着いた。
越冬へ向け、精力を蓄えているのだろう。
子株以外に変化がない。
なので今回は、11月と12月の2ヶ月分を、まとめてお届けいたします。
変化がないと、掲載するトピックがないので困る。
たとえトラブルであっても、なにかあったほうが有り難い。
栽培記のための栽培なので。
いいのかそれで。
こんな栽培主ですが、今後ともどうかよろしく。
なんに対しての挨拶だ。
11月22日
21日後。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-025.jpg)
ハエトリソウのミニプランターは……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-026.jpg)
やはり変化が少ない。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-027.jpg)
引き続き子株の勢いが目立つ。
いずれ取って代わる日が来るのか。
12月2日
10日後。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-028.jpg)
いよいよ師走。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-029.jpg)
2階の空き部屋で、すっかり落ち着いた。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-030.jpg)
大彰園の子株が育ち、陣取り合戦の様相。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-031.jpg)
「ハエトリザウルス」も、親株の葉が枯れてきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-032.jpg)
実生の「ミニプラ鉢1」は、育たないが元気そう。
だが苔にカビが生えてきたので心配。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-033.jpg)
「ミニプラ鉢2」は、2,3苗が重なっているようだ。
12月22日
20日後。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-034.jpg)
すでに道内は冬景色。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-035.jpg)
だが2階の空き部屋は、最低10℃以上を維持している。
ハエトリソウは、耐寒性が高い植物なので、まだまだ余裕の様子。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-036.jpg)
「カクタス長田1」は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-037.jpg)
枯れた葉を切り、すっきり元気。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-038.jpg)
「カクタス長田2」は、大彰園の株に隠れたまま。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-039.jpg)
「大彰園1」は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-040.jpg)
子株が親株を圧迫しだした。
全部で何株 吹いたのだろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-041.jpg)
「大彰園2」も……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-042.jpg)
子株に占領されつつある。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-043.jpg)
「大彰園3」は、若干若葉が伸びてきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-044.jpg)
子株を吹いていない?ぶん、余力があるのだろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-045.jpg)
大彰園で株分けした子株も、ほとんど変化がない。
ちなみに中央右よりの葉は「子宝草」の子株。
玄関フード内で同居していたころ、葉の子株が落ちたのだろう。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-046.jpg)
もったいないが、邪魔なので抜く。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-047.jpg)
すっきり。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-048.jpg)
よくみえるようになり、枯れた葉も切りやすい。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-049.jpg)
「ハエトリザウルス」も、枯れた葉が目立ってきた。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-050.jpg)
だが ごちゃごちゃで切りにくい。
元気そうなので、ひとまず様子見。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-051.jpg)
実生のミニプラ鉢は、引き続き自室内。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-052.jpg)
「ミニプラ鉢1」は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-053.jpg)
苔のカビが勢力を伸ばした。
このまま侵食されそうで怖い。
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-054.jpg)
「ミニプラ鉢2」は……
![「食虫植物(ハエトリソウ)」テキトー栽培記](imgs/zakki20160831-055.jpg)
苗が見やすくなった。
寒くなり、苔も弱ってきたようだ。
そのぶんカビが生えやすいのだろう。
これで2015年分の観察は、とりあえず終了。
なんとか越冬を成功させ、2016年も引き続き、食虫植物を愛でていたい。
初冬を迎えたハエトリソウ
寒くなり、ハエトリソウたちの成長は停滞。
古い葉から、徐々に枯れてきている。
だが子株は、勢力を伸ばしつつある。
なんとかこのまま、越冬を成功させたい。
ミニプラ鉢の実生もだが、この貧弱な子株が、無事に越冬できるだろうか。
昨年は10月に種蒔きし、発芽後、冬にすべて枯れたし。
親株には、昨年の越冬経験があるが。
いよいよ真冬。
我が北海道の冬は厳しい。
今後は特に、子株に気を配りたい。
それでは、食虫植物のテキトー栽培記は「その26」へと続きます。
次回は2015年1年間の「総集編」になります。
このページの続きとなる、ハエトリソウのみの栽培記は「その28(2016年1月〜2月)」。
間の「その27(2016年1月〜2月)」は、「モウセンゴケ・サラセニア・ムシトリスミレ・ミミカキグサ」の栽培記になります。
色々面倒ですが、ぜひ今後もお付き合いください。
これを制作する私のほうが、ずっと面倒な思いをしますし。
ああ大変だ。
観るだけの人はいいなぁ。
幸せな人たちだなぁ。
ここまで恩着せがましいと、かえって清々しいのでは。